誤認タイーホされかかった。

会社帰りに地下道を歩いていたときのこと。
突然、後ろから男が肩を叩いてきた。
この駅では最近手相を見たがる人が増えており
俺はアグレッシブな信者かと思い振り返りざまに男をにらんだ。
すると・・・


「警察の者なんだけど」


(うわ、本物の警察手帳って初めて見たー!)
なんてことに驚いている余裕はなく、
「ななななななんですか」と、俺。
周りを見ると俺が逃げられないよう
屈強な男3人が完全に俺を包囲している。こいつらプロだ。


「顔が似てるから声かけさせてもらったんだけど
 ●●(地名)の●●(人名)じゃないよね?」
「いえ、違います。身分証見せましょうか?」
「いや、いいんだ。人違いだった。ほんとごめんね」


「・・・・・・・。」


一瞬、
「俺はやってない!」と叫びながら留置所に入れられ
アメとムチの刑事とカツ丼によってやってもない自白を強いられ
50年後、「私は冤罪でした」と裁判をして
ようやく、無罪が証明される・・・
という人生プランが目の前に浮かびました。


日々平和に暮らせることって、本当に幸せなんですね。
でも会社の人が見てたら俺どう思われたんだろう(苦笑)